nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books

ブレインプログラミング

アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズのブレインプログラミングを読んだ。

 

内容は、目標を決めて実現する方法を、著者のアラン・ピーズ、バーバラ・ピーズの体験を含めて紹介してくれている。

 

で、その内容の肝は、目標を紙に書くということ。RASという人に備わった情報収集機能を使って、目標を実現していく過程を紹介してくれている。

 

ただし、ここで書かれている内容は、実はそれほど新鮮なものではない。

 昔から言われていることなので、目標実現のための本を買ったことがなく、とにかく目標実現の方法が知りたいという方にはおすすめだ。

 

 ただし、すでに何冊も目標実現本を購入している人には不要である。

 Kindle Unlimitedを購入している方は、苫米地英人さんの本のほうが参考になると思う。

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

 

 

不合理な行動とは?

ダン・アリエリー教授の「予想通り不合理」を読んだ。

 

 この本には、後から考えるとどうみても、自分にとって損をする行動をしてしまう事例が大量に載せられている。

 これがじつに興味深かった。なぜ、こんなに不合理な行動をとってしまうのか?信じられない事例が…

 

 私にとって印象に残ったは、アンカーリングだった。

 何かを経験すると、そのときの経験に縛られた判断をするようになるということ。

 

 私の事例でいうと、1年前に15万円のスーツを購入したことがあった。その経験から値段の安いスーツに対して偏見をもっていた。別のオーダーメイドスーツのショップの店員さんと仲良くなり、勧められた9万円のスーツを購入したときに違和感を感じたのだった。

 しかし、その違和感は杞憂で、9万円のスーツも良かったのだった。下手に色眼鏡をはめてみないほうがいいという経験をえた。(これに縛られる可能性もあるが)

 

 他にも事例があって、企業が朝礼を行う際、行動規範等の読み合わせを行うことは、実は重要な意味があることを教えてくれた。詳しくは本書を読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

日本の漁業

今週の日経ビジネスで、日本の漁業の負けっぷりを紹介する記事があった。


日本製の高性能な機械を駆使した外国資本によって、美味しいところを取られていった状況が描かれていた。


ただ、今はどこの産業も、日本製の高性能な機械を使った外国資本にしてやられている感じがする。


追伸

 どの産業も改善していかないと、追い越されるということだね。

『はだかの王さま』を読んで

 経営破綻を2度にわたり引き起こした、与沢翼さんが書いた失敗しないための法則本です。この人の秒速で億をかせぐというフレーズは数年前に、よく書店で見かけました。どんな人かはまったくわからなかったので、彼の書籍には手を出さなかったのです。

破綻後、再々度復活して、今はシンガポールに在住のようです。今度こそ成功し続けられるといいですね。

 今回は、次の3名の方に読んで欲しいと思います。

 ①起業をしてビジネスを始めた方

 ②お金で苦労している方

 ③失敗をするということを知りたい方

 

 与沢さんの2度目の破綻は、税金を納入できなかったために発生したそうです。このときまで、彼は、お金の管理を放置して、遊びにお金を使い放題だった模様。

 その様子が、この本の中で随所で語られています。

 本命の女性がいるにもかかわらず、若い女性に手を出して、 数百万円を使い込んだ話など、成功者としてハマってしまったトラップを今後どう回避していくかの、与沢さんなりの注意点が語られています。

 さすがに普通の人は、財布に200万円入れて使いまくったり、超高級マンションに住むということはしないと思います。彼はお金があった当時、それらをやったが故に、資金繰りで苦しむことになりました。

 そして、資金ショートしたことで、彼は手のひらを返すように態度を変える人と、暖かく手をさしのばしてくれる人と知ることになります。

 本では、あまりリアルな話は書かれておらず、どちらかといえば教訓集です。

 与沢さんのスケールで考えると、当てはまる方は少ないでしょう。なので、スケールを小さくして考えたらいいと思うのです。

 

 アマゾンの書評では大したことがないと書き込まれていましたが、リアルな実録よりもいいと、私は思います。比較的平易にまとめてあり、読みやすいです。

 この内容を彼自身の特殊な状況だと思わずに、自分のことで考え直したら、どんなバカなことをやっているか気がつけるきっかけになると思います。

 (たとえば、1万円単位のお金の使い方を考えてみるなど。)

 

 ただし、本編の内容で一点気になったことが、それは本人は2度経営破綻を引き起こしていること。今回の教訓をまとめただけで、今後うまくやっていけるのかなと気になります。

 この教訓をもとに、おかしなことをしないようにしていくためには、次のことが必要だと考えています。

 ①お金を無駄遣いしない環境を整える。

 ②是正できる仕組み(チーム)を作る。

 今度は、おかしなことをしないようにするための対策が、この本では書かれていません。多分、やっていると思いますが、その辺をすこし知りたかったですね。

 いずれにせよ、与沢さんの飽き性が、会社を継続するのには悪影響を与えているように感じます。いい番頭さんを採用されたほうがいいかもなと感じました。

 内容は、よく噛み締めておきたいですね。

 

 著者の与沢さん、株式会社KADOKAWAの皆さま、編集を担当された角川学芸出版編集部の皆さま、いろいろ教訓になる本を出版していただきありがとうございました。やはり好きなことをやるのは大事なのですね。

 

 

 

 

 

 

委任してみること

堀江貴文さんの「多動力」とちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」を再度読み直してみて、ここ最近試してみていることがあります。 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 それは、これらの本で書かれていた、やりたくないことの委任、そして大好きなことをやること。なんでも完璧にこなそうとして自由な時間を失いたくないのです。

 

そして、今、私が実験しているのは、家事を減らすということ。

①食事は外食あるいはコンビニで購入した惣菜にすること。自分では作らないこと。

②服はスーツで、自宅にいないときはYシャツを着用に統一。着た後でクリーニングに出して、洗濯は下着のみにすること。

 

これをやることは賛否があると思いますが、実際にはうまくいっています。

ゆとりを持って過ごせるようになってきています。

 

これに加えて、今後来年にかけて計画しているのが、引越しです。

駅近に引っ越して、通勤時間の短縮と食品の買い物の時間を減らすことを目指しています。それと、もうマンションの管理組合員になりたくないので引っ越します。

管理組合員になると、体育祭の参加を強制されたり、祭りを開催したりする必要がでてくるので、興味がない私にとっては苦痛でした。これらがなくなると本当にうれしい。

マンション管理は借主に任せるのではなく、オーナーが行うべきではないかと思っています。(これも賛否があると思いますが)

 

 

 

 

 

 

 

 

情報の断捨離

 このブログでも、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片付けの魔法』を紹介したことがあると思います。

 ここ半年間で読んだ心屋仁之助さんの本に、人付き合いに、この考え方を適用していると書いてあった。つまり、ときめかない人とは交際しないという考えで人付き合いをするとすごくいいと書いてあった。

 

 この内容を読んだ時、これは人付き合いをだけに適用する話ではないと思った。つまり、あらゆることに適用できる話だと。そこで、今自分が擦り切れそうになっているところに適用してみようと考えた次第。

 それで、思いついたのがツィッターフェイスブックのフォローをときめく人以外全部、外すか通知をオフにするということをやってみた。

 

 で、その効果ですが。

 入ってくる情報が減り、全部チェックするのが非常に楽になった。しかも、フォローしていてもみていないゴミ情報がこんなにたくさんあったことにも気がついた。(習慣というものは恐ろしいですね。)

 このおかげで、ストレスがぐっと減ったのだった。

 このことでこれだけの効果があるのなら、もっと別のことに適用しても素敵なことが起きる予感がする。今度は何に適用しようかな?本かな。服かな。

考える時間

 ちきりんさんの『自分の頭で考えよう』を読んで気がついたことがある。

 それは、自分自身で考える時間が非常に短いこと。ちきりんさんの本で指摘されていたので、実際にどのくらいの時間、考えているのか?振り返ってみた。なんと1日あたり30分程度しか考えていないことがわかった。

 

 この驚きの結果にびっくりしたのだった。しかも真剣に考えているのは仕事のことではない。ちきりんさんの本でも指摘されているが、仕事は作業が多い。意外に時間を使っているのは、今晩のご飯は何するか?、ビールも一緒に頂くかなどであり、仕事とは関係のないことで考える時間を使うことが多い。

 

 これでは生産性の高い仕事はできないなと実感しました。

 他にも、本を読むことは考えているわけではないという、ちきりんさんの主張は新鮮でした。