『Team Geek』を読んで
いつも、土日にこのブログを更新していますが、来週の土曜日は所用で更新できないため、二つ目の記事を投稿します。
Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか?というサブタイトルをもつ本です。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者: Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (20件) を見る
ここ数年、Googleに関する本の翻訳出版が多いように思えます。私の感覚としては、Googleは今がピークではないだろうかと感じます。
こんな調子で数多くの本が出たケースをみてきたからです。そのケースとはソニーだったり、サムスンだったりです。ソニーにしても、サムスンにしても、本が出版されて数年後、大きな経営的な問題を抱えるようになりました。
Googleに関しても、今は調子がいいかもしれませんが、数年後、苦しみを味わうのではないかと思います。
ただ、その一方で、今うまくいっている仕組みを学ぶことは重要だと。
この本の中では、Googleシカゴオフィスで著者たちが体験したことがらを踏まえて、鉄則集として解説しています。
大抵の問題は、謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)を考えて、アクションを変えていけば解決できるとのこと。
ソフトウェア開発は、コーディングスキルが高いだけではダメで、人間力が重要とこの本では説く。
たしかに、私もプログラマとして勤務しているが、これは重要だと感じています。
この本の中では、ダメな会議の話や、チームに悪影響をもたらす人への対処についても語られていて、読む側としては耳の痛い内容でした。
謙虚に受け止めていきたいと思います。
ざっくり読んだ感じでは、『シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方』を最初に読んだときのような感じです。つまり、この本を読むべき器になっていない状態で読んでしまった。
もうしばらくしてから、再度、読み直したいと思います。