nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books

『Team Geek』を読んで

いつも、土日にこのブログを更新していますが、来週の土曜日は所用で更新できないため、二つ目の記事を投稿します。

Googleギークたちはいかにしてチームを作るのか?というサブタイトルをもつ本です。

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

 

 ここ数年、Googleに関する本の翻訳出版が多いように思えます。私の感覚としては、Googleは今がピークではないだろうかと感じます。

こんな調子で数多くの本が出たケースをみてきたからです。そのケースとはソニーだったり、サムスンだったりです。ソニーにしても、サムスンにしても、本が出版されて数年後、大きな経営的な問題を抱えるようになりました。

Googleに関しても、今は調子がいいかもしれませんが、数年後、苦しみを味わうのではないかと思います。

 

ただ、その一方で、今うまくいっている仕組みを学ぶことは重要だと。

この本の中では、Googleシカゴオフィスで著者たちが体験したことがらを踏まえて、鉄則集として解説しています。

大抵の問題は、謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)を考えて、アクションを変えていけば解決できるとのこと。

 

ソフトウェア開発は、コーディングスキルが高いだけではダメで、人間力が重要とこの本では説く。

たしかに、私もプログラマとして勤務しているが、これは重要だと感じています。

 

この本の中では、ダメな会議の話や、チームに悪影響をもたらす人への対処についても語られていて、読む側としては耳の痛い内容でした。

謙虚に受け止めていきたいと思います。

 

ざっくり読んだ感じでは、『シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方』を最初に読んだときのような感じです。つまり、この本を読むべき器になっていない状態で読んでしまった。

 

もうしばらくしてから、再度、読み直したいと思います。