『TraveLife』を読んで
丸善丸の内本店で、散々探し回ったあげく、ようやく旅行コーナーの一角で見つけた1冊です。後日、横浜の紀伊国屋書店では分かりやすくビジネスのコーナーに積まれていたので、この違いはいったい何かと考えさせられました。
TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ハワイと東京でデュアルライフを過ごす本田さんの本です。
この本では、まず本田さんがデュアルライフを送るきっかけとなった、フィジーとハワイの旅行のエピソードを紹介します。これらの旅行が今の自分のバックボーンを築いてくれたと語ります。
そして、アリゾナにMBA取得のため生活した経験からデュアルライフを知ります。本田さんは、アリゾナの人が夏は別の場所で過ごすことを知るのです。それが、今の本田さんのハワイと東京のデュアルライフにつながっていきます。
そして、本題のクリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なことを語ります。旅をすることによって、この本に書かれていることが学べるとのこと。
本でも学べると出張する人がいるかもしれないが、本では一面しか語られていないと述べています。路地一つ入ると、本とは違った世界があり、それを知るためには、実際に、現地に訪れてみるしかないとのことです。
印象に残ったのは、一番最初に書かれた1番目のエピソード、道との出会いから人生の選択肢を増やすという項目です。日本の生活しか知らないと、それだけしか選択肢がないようにみえてしまいます。本田さんのような経験をすると、前に述べたようにデュアルライフが選択肢に入ってきます。
選択肢を豊かに持てるようになると、人生が豊かになります。
日本人が持っている常識を疑えるようになるし、そこからクリエイティブな発想も得られるようになります。
私は、旅に関しては、準備がめんどうくさい、お金がかかると否定的な面ばかりを見ていたのですが、休日にすこしずつ動いてみようかなと思いました。
まずは、出不精解消に近くの町に出ていくことからでしょうか。