『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』を読んで
日本初米国チョプラセンター認定瞑想ティーチャー 渡邊愛子さんの著書です。タイトルのなぜに対するこの本の内容は少なめで、どちらかというと瞑想オススメ本です。
この本を読んでほしいのは以下の3名の方です。
- 悩みを抱えている人
- 心がギスギスしている人
- 自分が嫌いな人
この本が瞑想オススメ本であったとしても、今世界で瞑想が大ブームになっている現状を説明してくれます。その上でハイパフォーマーと呼ばれるエリートたちがなぜ瞑想を実践するのかを説明してくれます。
合間に挟まれる瞑想体験者の体験談もあり、これがけっこう参考になります。
中盤からは、実際に瞑想を行う場合の注意点が書かれています。これが結構具体的で、まずやるなら1分でもいいからという記述から始まり、最後には朝30分、夜30分のスタイルに落ち着くといいという話になっています。(具体的な話は、この本を読んでください。)
瞑想の効果も説明されていて、説明通りの効果が得られるのなら、朝30分、夜30分の瞑想は、非常にコストパフォーマンスがいいと思います。
とにかく、まずやってみることが重要でしょう。その上で、直感が冴え渡る、シンクロシティの体験などの効果が得られれば、自ずとスタイルは決まっていくように思えます。
以前、マインドフルワークを読んだ時に、たしか事例は豊富だったのですが、瞑想の導入の仕方の細かい説明はそれほどでもなかったように思えたので、この本の説明は助かります。
ただ、やみくもに瞑想をすればいいわけでないというもの、印象に残りました。
前の瞑想から7、8時間空けて瞑想するなど、他にもルールがあり、気をつけて行う必要があることを知りました。非常に読みやすい本です。