『メンタルが強い人がやめた13の習慣』を読んで
著者のエイミー・モーリンさんは23歳の時に、母を突然亡くし、その3年後に最愛の夫を亡くしてしまう。悲しみと怒りで苦しむ彼女が、自分を支えていこうとして作成した「メンタルの強い人がしない13のこと」というリストを書籍化したものです。
ブログに投稿後、『フォーブス』誌のウェブ版に掲載され、数多くの読者を得ることに。
この本は次の3名の方に読んでほしいと思います。
- 世の中にいいことなんかないと思っている人
- 今、悲しみにくれている人
- 自分を強くしたい人
そもそも、メンタルの力とは何か?そういう疑問に対して、著者は0章で具体的に解説します。その中で、印象に残ったのは、精神疾患で苦しんでいてもメンタルの強い人がいますという文章でした。にわかには信じられなかったのですが、著者によれば、心の病気になってもメンタルが強い人がいるということ。
そのメンタルの強さを得るためにはどうしていったらいいかを書いてあるのが、この本です。
やめるべき習慣は以下のとおり
- 「自分を哀れむ習慣」をやめる
- 「自分の力を手放す習慣」をやめる
- 「現状維持の習慣」をやめる
- 「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
- 「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
- 「リスクを取らない習慣」をやめる
- 「過去を引きずる習慣」をやめる
- 「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
- 「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
- 「1度の失敗でくじける習慣」をやめる
- 「孤独を恐れる習慣」をやめる
- 「自分は特別だと思う習慣」をやめる
- 「すぐに結果を求める習慣」をやめる
これらについて、具体的な例を出して説明しています。1番目に「自分を哀れむ習慣」の話をもってきたのは、非常にいいと思っています。
個人的に、ぐさっときたのは、「1度の失敗でくじける習慣」の話で、自分が頭でかっちなのだなと反省させられました。
これら習慣のリストを見るだけでも、効力はあるけど、内容を知りたい方は、ぜひ読んでみてください。