『鏡の法則』を聴いて
野口嘉則さんのベストセラーの『鏡の法則』をAudibleで聴いてみました。この本を今まで読んだことがなかったのですが、Audibleのサービスを使うことになり試してみました。
この本は次の3名の方に聴いて欲しいと思います。
- いじめられていて、なんとか解決したいと思っている人
- 今、不遇な状況にある人
- 素直に感謝できない人
物語は、息子がいじめられているのを知り、なんとか解決したいと思う主婦 栄子が、夫の知り合いのコンサルタント矢口氏に相談するとことから始まります。
矢口氏から栄子は、いじめられている原因が、栄子が身近にいる人に感謝できていないためだと諭され、息子の悩みを解決するために、栄子の父親と感謝の言葉を伝えることを指示されます。
実際に、矢口氏の指示をつぎつぎに実行していくと、栄子の身の回りに驚く変化が生じてきて… というのが、この物語の流れです。この後は、実際に聞いてみてください。
この法則は、鏡の法則と言って、この話自体は物語ですが、実際にそれに近い話が事実としてあったそうです。
ベストセラーとはいえ、今まで手を出さなかったのですが、今回、聴いてみて、わかりやすく作られていてよかったです。自分も身近に感謝できていない人がいるので、この法則を頭に入れて実践していきます。
それから、この本の後半には、野口さんが読んだほうがいいというオススメ本も紹介されています。稲盛和夫さんの『生き方』は、ここで再び知ることになりました。
鏡の法則のAudible版では、朗読版と声優さんを使った版がありますが、声優さんを使った版を聴いてみてよかったので、朗読版よりも、そちらをオススメしたいと思います。臨場感が違うと思います。
さて、Audibleで今回、聞いたわけですが。実際のところ、Audibleを使って聞き放題定額サービスは顧客に得か?というと、得ではない気がします。本1冊を聞くのにだいたい2時間から4時間ぐらい時間を消費することを考えると、土日のような休日しか、思いっきり使える時間がない。(通勤で1、2時間電車に乗る人はべつですが…)
そうすると聴けるのは、土日で、本1冊程度聴けるだけ、かつ本が手元に残らないことを考えると、月1500円は妥当な値段設定なのかもしれませんが。
本によっては速聴バージョンになっているものあるので、注意が必要です。
以上のことを考えると、よく考えて使わないと損するサービスだなとも感じました。
聴ける本自体は、Kindle本のラインナップと比較すると、まだまだ少ないわけですが、これは今後改善されていくと思います。