nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books

『置かれた場所で咲きなさい』を読んで

 ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子さんの本です。渡辺さんは30代半ば、岡山に派遣され、翌年、ノートルダム清心女子大学の学長に任命されて、以来、今に至っているということです。

置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

 

  この本は次の3名の方に読んでほしいと思います。

  • 生きる希望を見出したい人
  • 不満が多い人
  • マンネリ感から抜け出したい人

 この本は、今回ブログに書かなかったら、読み直すこともなかったかもしれない。いい本だと思いつつも積ん読状態になっていたままだろう。改めて読むと、人生の先輩から後輩へ生き方の伝授がされているように感じます。

 この本を読むと、不思議と心が落ち着くのではないでしょうか?不思議な感覚をあたえてくれる本です。

 

 この本は、短いエッセイをまとめたような形式になっています。そのおかげでどこからでも読めます。気になるところのつまみ読みができるわけです。

 印象に残ったのは、次の内容です。

 ①人はどんな場所でも幸せを見つけることができる

 ②ほほえみを絶やさないために

 ③ほほえみが相手の心を癒す

 ④順風満帆な人生などない

 

 他にも印象に残る箇所があり、再読してよかったな思う次第です。

 前述した項目の内、2つを説明すると、次ような感じになります。

 

 ①人はどんな場所でも幸せを見つけることができる

 岡山に派遣された渡辺さんは、職務になれるのに苦労します。もうダメだと思った時に一人の宣教師が、「置かれた場所で咲きない」という言葉を渡辺さんに渡してくれました。渡辺さんが、その言葉を読んでから、くれない族(誰も私のためにしてくれないと感じていた)だった自分自身を見直します。

 そこから、渡辺さんの人生が大きく変わっていくことになります。このエピソードを紹介してくれています。

 

 ③ほほえみが相手の心を癒す

 渡辺さんがいつも笑顔であることを質問されたという話から、このエピソードは始まります。当然ですが、渡辺さんも人間です。悩みがないわけではありません。

 「ほほえみ」という詩に出会ったことが、渡辺さんの笑顔の質を変えたのだとか。

 この詩がどういう詩だったのか?は、この本を読んでみてください。

 

 この本は、神様を信頼して生きている方の人生の教えです。こうした形で一流の方の考え方を学べるというのは、本ならではと思います。本に感謝です。