『お金持ちは、お札の向きがそろっている。』を読んで
作家の中谷彰宏さんの本です。この本は、お金持ちになるための秘訣を教えてくれています。行動パターンに落とし込んであり、その悪いパターンにはまっているかどうかをチェックできるようになっています。
この本は、次の3名の方に読んでほしいと思います。
- お金持ちになりたい人
- お金で苦労している人
- お金持ちの習慣を知りたい人
この本では、一番読みたかった、タイトルの「お金持ちは、お札の向きがそろっている。」という箇所はなかったので、ちょっとショックです。
以前、中谷さんの本で、この内容を読んだ記憶があるのですが、この本ではなかったか。
さて、この本で印象に残ったのは、以下の3つ
①整理整頓できる人は、お金に困らない。
②智で仕事をしている人は、智にお金を払う。
③自己投資が、最もリターンが大きい。
①整理整頓できる人はお金に困らない。
これは、納得している話です。確かに貧乏な人の家は余計なものを買い込みすぎて、散らかっている感じがします。整理・整頓ができていないと貧乏になると語ります。
②智で仕事をしている人は、智にお金を払う。
知恵を授かったことを感謝して、対価を払うようにしていかないとダメだと語ります。この主張は納得できます。教えてもらうばかりなのに、給料が安いと言ってはいけないというのは、確かにそうだと思いました。
③自己投資が、最もリターンが大きい。
時間でお金を得るのではなく、お金を使って時間を買い、体験を買っていくことが重要だと語ります。本を買うのも、その方法の1つだとも。
他にも、「ベストの状態は、永遠には続かない。」、「モノの値段は、使う側の使い方で決まる。」などなど、示唆に富んだ内容が数多くありました。
この中の幾つかを実行していきたいと思います。この紙の本は2007年11月に出版されています。今、読むと当たり前なのかもしれませんが、当時としては新鮮な驚きがあったと思います。