『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』を読んで 前編
ノート術の指導を行っている高橋さんの本です。1、2年前にベストセラーになった本なのでご存知の方も多いかもしれませんね。
この本は次の3名の方に読んでほしいと思います。
- 勉強しても成績がなかなか良くならない人
- 頭が良くなりたい人
- 人生を変えたい人
著者がコンサルタントになりたての頃に、元マッキンゼーのパートナーだった上司から渡れたA4の「方眼ノート」から、すべては始まったそうです。
外資系コンサルタント、東大生など、頭のいい人は「方眼ノート」を使うのだとか?なぜなのか?それは整理するのに非常に便利なツールだからとのこと。
この本では、この「方眼ノート」の活用の仕方を教えてくれます。
著者が今まで経験で、わかったこととして次のようなことを語ります。
できる人とそうでない人では、ノートの使い方が違う、ノートに書かれてる内容が違うという事実でした。外資系コンサルタントは非常にわかりやすく書くので、再度見ても内容をすぐに把握しやすい、一方でできない人は、単なる寄せ書きのイメージにとどまっているとのこと。
「方眼ノート」を使うことでの6つの効果を説明しています(記憶力がアップなど)。
ポイントは、次のようになるそうです。
①「方眼ノート」を使う
②見出しをつける
③3分割して使う
また、この本ではターゲット読者ごとに、読んだらいい章を教えてくれていて、多忙な人にとっては、これが役に立つガイドになると思います。
読んでみた感想としては、著者が指摘する通り、今までノートの取り方を誰かに教えてもらったことはありません。すべて自己流です。それではダメで、意識的に3分割した「方眼ノート」を使用して、整理するべきだという著者の主張は、確かにそうだなと思いました。
汚いノートを作ると、確かに後から読み直そうという気持ちになれません。その意味では、重要なことをいろいろ教えてくれる本です。
ちなみに3分割後、どのように「方眼ノート」を活用していくか?、それはこの本を読んでみてください。ノートの整理を一度も考えたことがない方にとっては、驚きの整理術が紹介されることになると思います。
ノートのサイズもB5とかではなく、A4を使いましょうというアドバイスは、ちょっとびっくりしました。A4ともなるとかなりサイズが大きいですからね。
この「方眼ノート」で作成したページがある一定量を超えたら、あなたは進化することのこと。その一定量とは、本に書いてあるので読んでみてください。
実際にやれるかというと、それなりに決意が必要ですが、日々の業務の中で活用したいと思います。
さて、明日は後編になります。