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nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books and Programming

『だいじょうぶ、あなたはすべてうまくいく』を読んで

 最近、「奇跡のコース」の解説本を出版されたアラン・コーエンさんの本です。

 アラン・コーエンさんは、リラックスすることが豊かさを与えるということを提案して、日本でもカウンセリングやセミナーを実施しています。

だいじょうぶ、あなたはすべてうまくいく

だいじょうぶ、あなたはすべてうまくいく

 

  アランさんの本を読んで感じるのは、読者に対して深い敬意と愛情を注いでいるのが感じ取れることです。その思いの温かさは、なんとも言えない居心地の良さを与えてくれます。

 その意味では、この本は、すべての日本人に、特に意見をあまり主張できない女性におすすめの本です。

 

 この本では、なかなか本音を言えない日本人に対して、時には本音をちゃんと主張しましょうということを主に語っています。

 アメリカ人の場合、本音を言いすぎたりせっかちな傾向があるのですが、日本人の場合、返答の解釈が難しいし、なかなか本音を言わないので混乱するケースがあるとのこと。

 アメリカ人と日本人の中間の態度が望ましいのではないかと語っています。

 

 日本人の場合、自己否定をしているケースが少なからずあるので、それが自己の幸せを築くのが困難な原因であるとこの本は語ります。

 そのためには、どうしたらいいか?というと、まず自分を認めること。

 いたずらに自分を卑下するのではなく、自分を冷静に見つめて認めてあげることの重要性を語ります。

 その上で、自分が何をやっていきたいのかと真剣に問うこと。

 何をやっていきたいかの判断を行う方法として、コインの裏表で判定する手法が紹介されています。具体的にどういう方法かはこの本を読んでのお楽しみです。

 過去が良くなかったとしても、今の自分に至るためには役立っているので、過去も許すということが大事だと語ります。

 

 職場での配置転換や人間関係など、様々なエピソードが本書では披露されています。読んでみて、一番印象に残ったのは、詐欺にあったゴルファーのデ・ヴィンセンツォのエピソードでした。詐欺にあっても常に良い方向の思考を取る彼の態度に深い感銘を覚えました。

 女性でなくても、今の自分が本来の自分でないと違和感を感じている人にとっては、非常に参考になる生き方を提案してくれる本だと思います。