『減らす技術 新装版』を読んで
作家であり、ランナーであり、ベジタリアンであり、やることを減らして豊かに生きるシンプルライフを提唱し、圧倒的な支持を集めるカリスマブロガーのレオ・バボータさんの本です。
この本を最初見た時、シンプルな表紙に驚かされた。中身もともかくシンプルです。
この本は次の3名の方に読んでほしいと思います。
- 部屋が散らかっている人
- 仕事がたまっている人
- 人生の豊かさを感じられない人
この本は一言で言えば、どのようにしたら充実した生活が送れるかということを書いた指南書です。
詳細は読んでみてください。中身をざっくり言うと、こんな感じになります。
①やるべきことをリストアップする。
②リストアップしたことの中で、自分にとって重要なこと、価値観に合うこと選び出す。
③選んだことのみに実施していく。選ばなかったことはやらない、あるいは他人に任せる。
④選んだことを実施する際に注意すべきことは、これがシンプルにできないかを考えて、どんどんシンプルしていくこと。
これらをどのようにしていくか?ということが細かく書かれています。
内容はすごくシンプルにまとまっていて読みやすいので、すぐに読みきれると思います。
内容に関しては、以前、読んだブライアン・トレシーの「フォーカル・ポイント」(いずれ、このブログで取り上げます)に似た内容になっていたので、それほど新鮮さは感じませんでした。ですが、主張は重要です。
これを行うことで、ライフスタイルは劇的に改善されたと実感しています。
著者はEメールにかなり悩まされたみたいで、Eメールへの対処方法が細かく記載されています。これはかなり参考になると思います。
この本を読んだ時の印象は、「フォーカル・ポイント」や近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」等に通ずるものがありました。シンプルな生き方をしている人たちに主張は、似てくるのだな実感した次第です。
ただ、この本をざっくり読んだ感じなので、体にまだ馴染んできていません。もう少し、読み込んでみたいと思います。
著者のレオ・バボータさん、翻訳を担当したディスカバー編集部の皆様、ブックデザイナーの石間淳さん、素晴らしい本を出版していただきありがとうございました。