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nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books and Programming

『どの会社でも結果を出す「外資系エグゼクティブ」働き方』を読んで

 5つの外資系企業で8カ国の「すごい上司」たちの敏腕秘書として活躍されたフラナガン裕美子さんの本です。

 この本は丸善日本橋本店で、目立っていたので気になって購入しました。

どの会社でも結果を出す「外資系エグゼクティブ」の働き方

どの会社でも結果を出す「外資系エグゼクティブ」の働き方

 

  この本は、兎にも角にも、今仕事を真剣に取り組んでいる人に読んでほしいと思います。愚痴や泣き言を言っている人には読んでも納得できないと思います。

 

 さて、本書に関して、いくつか言いたいことがあります。仕上がりとしては良い本で、購入したのは正解だったと思いました。

 ただ、私がこの本担当の編集者なら、こんなに項目をてんこ盛りしません。もっと項目を絞って、その分1つ1つの項目に関する具体的なエピソードを書いてもらうと思います。

 人間はそんなに記憶できないので、ここまで項目を書く必要はないと思います。100個の項目を並べられても、記憶し続けているのは3項目程度でしょう。もっと項目ごとのエピソードを具体的にした方が良かったと思います。

 そして、絞って書かなかった項目は、好評なら続編として出版すれば良かったのではないかと思いました。

 

 さて、本書の内容に移りましょう。

 この本では、すごい上司のことをモンスター上司と言っています。読んで見る限り、「できません」、「不可能です」といった言葉を嫌い、ベストを尽くすように求める上司のことです。単に横暴とか、パワハラを行う上司とは完全に異なります。

 著者と上司たちの付き合い方を通して、何が彼らをそこまでの高みに昇ることになったのかを明らかにして行っています。

 

 印象に残ったのは、以下の3つです。

 ①どんなレベルのスタッフでも同じ「人間」として大切にする。

 ②「クビになる覚悟」が大きなリスクヘッジになる。

 ③「買える時間は金で買う」を徹底する。

 

 上にあげた項目は説明しなくても、書いている内容は想像できるのではないでしょうか?

 果たして、そのイメージ通りなのかは、気になる方は実際に購入して読んでみてください。

 

 今、真剣に仕事に取り組み、徐々に成果を出し始めている人にとっては、今後どういう人材になっていけばいいかをアドバイスしてくれる非常にいい本だと思います。

 リストラの不安で悩むより、こういう本を読んで、どんな人材が必要とされるか知り、努力をしていった方がいいと思います。

 

 著者のフラナガン裕美子さん、日本実業出版社の皆様、素敵な本を出版していただきありがとうございました。