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nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books and Programming

『D・カーネギー マンガで読み解く人を動かす』を読んで

 デール・カーネギーさんの名著「人を動かす」のマンガです。「人を動かす」の世界初の公式マンガ化を行った本です。原著とは異なり、全30の原則を練り込んだオリジナル・ストーリーです。

マンガで読み解く 人を動かす

マンガで読み解く 人を動かす

 

  この本は、次の3名の方に読んでほしいと思います。

  • 人間関係で苦労している新入社員
  • 人生が暗闇ばかりだと思っている方
  • 今後、起業していきたいと思っている方

 「道は開ける」の時もそうでしたが、原著を読むのは結構なパワーが必要になります。「道は開ける」は10章程度まで読めたが、「人を動かす」に至っては、ほとんど読めていなかったのです。

 その意味では、日本人になじみの深い、オリジナル・ストーリーに変えてもらって、しかもマンガ化してもらえたのは嬉しいです。これは読みやすく30分くらいで読み終わることができました。作成に携わった方々に感謝しています。

 原著は年代的にも古いものなので、どうして馴染めなかったのですが、これは今の日本人のビジネスシーンを容易にイメージできる形でストーリーが展開されていくので、理解しやすかったです。

 

 さて、ストーリーの序盤を紹介しましょう。この本では、実は2つのストーリーが展開されています。舞台は同じ広告代理店なのですが…

 1つ目は、新入社員の北川真と石井直哉の営業部のストーリー、2つ目が新入社員の村上莉奈と社員の仲根駿、そして係長の新井絵里子のストーリー。

 どちらも広告代理店の営業活動に注目したものですが、私には馴染みがない世界だったので、とても新鮮に感じました。

 その2つのストーリーが交互に展開していき、その中でデール・カーネギーの教えが紹介されていきます。印象に残った原則は次の通りです。

 ①名前を覚える

 ②笑顔を忘れない

 ③他人に喋らせる

 ④誤りを指摘しない

 

 特に印象に残ったのは次の2つです。

 ①名前を覚える

 誰でも、名前を覚えてもらえるというのは重要だということを実感しています。普段、何気ない人、コンビニのスタッフやスーパーの店員の方にも、この態度で接していこうと決意しました。

 ②笑顔を忘れない

 以前、アラン・コーエンさんのカウンセリングを受けた時に、指摘されたことです。笑顔になりましょうと。私はどちらかというと強面なので、印象としては怖いという感じを与えるようです。

 笑顔を忘れないことで、こうした印象を与えないようにしていきたいものですね。

 

 2つのストーリーが終わった後で、P.212のまとめの文章が良かった。それが心の底から…というメッセージで、再度見直しました。

 どうしても時代にわたる名著は、時代が変わると読みにくいものになるようです。こうした形で紹介されていくのは、私としては大歓迎です。

 今後も、こうした形で名著が紹介されていくのを希望します。

 

 原著者のデール・カーネギーさん、脚本担当の歩川友紀さん、マンガ担当の青野渚さん、福丸サクヤさん、装丁担当の上野かおるさん、組版・印刷担当のはあどわあく/図書印刷の皆様、人生の指南書を出版していただきありがとうございました。