nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books and Programming

『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』を読んで

 アナウンサーの魚住りえさんが書いた本です。魚住さんは日本テレビのアナウンサーとしてキャリアを始め、今はフリーのアナウンサーとして活躍中の方です。

 以前、良く見ていたテレビ東京の「ソロモン流」という一流の人材の紹介番組でナレーションを担当されていました。その時の声の印象は、やはりアナウンサーだから違うなあと。

  この本は次の3名の方に読んでほしいと思います。

  • 話し方にコンプレックスを持っている方
  • 異性に話しかけたいが、話し方に自信のない方
  • 企画提案のプレゼンを行う立場の方

 自分の話し方が好きになれるか、自信を持てるか?という質問を読者に投げかけることから、この本は始まります。

 実は、自分の話し方が好きな人は、そんなに多くはいないと。

 著者も、かつてはそんな一人で、ちょっとしたコツで話し方は劇的に良くなると語ります。

 にも、かかわらず、多くの人が話し方に注意を向けようとしない。プレゼンの資料がどれほど良くても、声や話し方がイマイチならば、ダメだと。

 伝えたいという思いだけでは、人には伝わらないと、この本は語ります。

 

 印象に残ったことは次の通りです。

 ①いい声を出すためには、3つのポイントがある。(呼吸法等)

 ②話し方をうまくするには、朗読の訓練が最適。

 ③相槌は、あえて声を出さずに。

 ④「えー」「あのー」などの口癖をやめる。

 ⑤デートでは男性は「ゆっくり話す」、女性は「高めの声」で。

 

 特に印象に残ったことは、

 ②話し方をうまくするには、朗読の訓練が最適。

  「強調」「抑揚」「メリハリ」といった会話に必要な要素を満たすためには、訓練を行う必要があり、その訓練で最もいいのが朗読とのこと。

  確かにプレゼンに臨む時には、本番を意識して、朗読を自然にやっていたので、これは腑に落ちる話でした。

  真剣に読み上げれば、読み上げるほど、会話としてまずい表現も見つけることができるので、一石二鳥だと思いました。

 ④「えー」「あのー」などの口癖をやめる。

  これらの口癖は、自分では気にしないけど、他人は気にすると、この本は説明してくれています。確かに、これを他人がやっていて会話するのは、結構辛い。

  的確な指摘だと思います。こう言う話し方をされると、確かに聞きませんね。

 

 こんな感じで読み進めてみましたが、読むだけで、上記のようなポイントに気づくことができたのは良かったと思います。

 ここでは書くのを省略しましたが、一番重要な腹式呼吸の話もあり、声を美しく出したい方にとっては、非常に参考になると思います。

 何せ、アナウンサーとして活躍をされている方の話なので、アドバイスとしては具体的になっています。読後、すぐに実践して効果が得られると思います。

 

 著者の魚住りえさん、装丁&ブックデザイン担当の上田宏志さん、イラスト担当の岸潤一さん、DTP担当のアイランドコレクションの皆様、カバー&本文写真担当の畑野和代さん、編集協力担当の高橋扶美さん、松本典子さん、印刷担当のベクトル印刷の皆様、製本担当のナショナル製本の皆様、宣伝担当の笠間勝久さん、編集担当の中里有吾さん、東洋経済新報社の皆様、話し方を改善する本を出版していただきありがとうございました。