『読むだけで心がラクになる22の言葉』を読んで
作家の本田健さんが書いた本です。本田健さんは、もともと父親とともに会計事務所を経営していました。そこから、本田さんは経営コンサルタント、投資家を経て、育児セミリタイア生活を経て、作家活動を行うようになります。
今回、この本がAudibleで聴けるということがわかり、昨日の夜、途中まで聞いていたら、良かったのでKindle本でも購入して読みました。
Audibleだと、移動時間に聞くと、あまり印象に残らないので、Kindle本で買って良かったと思っています。
この本は次の3名の方に読んでほしいと思います。
- 人生には辛いことだらけだと感じている人
- 何かイマイチ幸せを見つけることができない人
- 運が悪いと感じている人
神田昌典さんの本を読むと、なぜ、あなたはこれをやらないのですがといった雰囲気を感じさせる文調を感じますが、本田さんの場合、何か温かい波動を感じます。
この本も読後、何か温かい気持ちになると思います。
人生にはいろいろなドラマがあります。そのドラマ一つ一つにとらわれていると、自分を見失ってしまいがちです。
そうではなく、一歩引いて、自分を見つめ直してみることの重要性をこの本は語ります。今、大変でもその時が過ぎれば、過去になるのです。
そう考えて、今の出来事に執着しないように語ってくれています。
本田さんの本を読むと分かるのですが、誰もが幸せへの道を持っていることを感じさせてくれる内容が多いです。そういう見方ができるのは、本田さんが若い頃に様々なメンターと対談して経験をしてきているからだと思います。
本田さんがその経験をシェアしてくれることに感謝します。
さて、この本で印象に残ったのは、以下の4つです。
①マイナスのことも、将来はいい思い出になる。
②自分よりもっと苦しい人の幸せを願う
③人の数だけ真実がある。
④1つのドアが閉まれば、別のドアが開く。
特に印象に残ったことを取り上げると
①マイナスのことも、将来はいい思い出になる。
今、苦しいことでもやがては過去になります。過去となった時に、それがいい思い出になります。つまらない人生にしないための処方箋が語られていて、もっと攻撃的に動いていかないといけないかもと感じた内容でした。
過去を振り返った時に、つまらない人生にしないために頑張っていきたいものです。
②自分よりももっと苦しい人の幸せを願う。
辛いことがあった時、自分のためではなく、誰かのために祈ることが大事だとこの本では語ります。祈りの効果についても興味深いエピソードが盛り込まれていて楽しむことができました。
他人のために祈るという話は、渡辺和子さんの本でも語られていたように思います。
愛に関して不思議なルールが紹介されています。
他人に対しての祈りを、今後は実践していこうと決意しました。
この本を買って、良かったと思いました。心疲れた時に読み直したいと思います。電子書籍なので場所をとらないもの助かります。
著者の本田健さん、カバー・本文デザイン担当の石松あやさん、「モヤ太郎」イラスト担当の青山明弘さん、フォレスト出版株式会社の皆様、心温まる本を出版していただきありがとうございました。