『望む人生を手に入れる「自分」との向き合い方』を読んで
起業家育成コンサルタントの吉川聖弓さんの本です。吉川さんの名前は「きよみ」ではなく「まさみ」と呼ぶのですね。最初は読めませんでした。
これは、前々から気になっていた本だったのですが、これって女性の起業家支援に関しての本かなと思っていたので、男性の私が読むのはどうだろうか?と躊躇していました。
先日、紀伊國屋書店横浜店に訪れた時、やはり買おうと決断して購入しました。
この本は、ズバリ、叶えたいドリームを先延ばしにしている人、あるいは見つけられない人に読んでほしいと思います。
この本は、帯に「愛のケツバット」と書かれています。簡単に言うと、愛あるコーチングです。
先送りをしている人のために、この本を通して、コーチングを行ってくれます。コーチングの内容を考えた場合、1500円+税は安いと思います。
この本の構成としては、吉川さんが強調して主張したい文は、フォントのサイズが大きくされていて、かつ余白も十分取られているので、非常に読みやすくなっています。この構成で、吉川さんの主張は読者に伝わりやすくなっていると思います。
この本では、吉川さんが起業家育成コンサルタントになるまで過程を紹介しながら、ゴール達成を先送りをする人に対して痛烈な攻撃をしてきます。
それが、言われてもすっきりとした気持ちで聴けるのが不思議でした。
この文章で不快になる人もいるかもしれませんが、私は総じて、いい印象を持ちました。腹をくくって何かに取り組みたい人へエールを送ってくれる本です。
特に印象に残ったことは、P.31のインタビューで聞かれる質問と、P.32,33の質問に対する回答です。申し訳ないのですが、爆笑してしまいました。
非常に面白かったので、ここは必読です。
吉川さんが出会った人材で、ゴール達成ができていない人には、いくつか特徴があることを、各章で説明してくれています。
ざっくりあげると、ゴールを明確にしていない人、自分のゴールを達成することに責任を持たない人などなど。
そうした人たちに対して、時間が有限であることを触れて、一刻も早くゴール達成に取り組むようにと主張しています。
この本の構成が非常によく、気持ちよく、すばやく読み通せると思います。
うまくできた本です。
この本から得た学びを生かして、時間が有限であることを意識して、ゴール達成を意識していきます。
著者の吉川聖弓さん、ブックデザイン担当の夏野秀信さん、紫藤浩史さん、DTP担当の和田剛さん、校正担当の有限会社玄冬書林の皆様、印刷担当の玉井美術印刷株式会社の皆様、製本担当の株式会社越後堂製本の皆様、株式会社日本文芸社の皆様、温かいコーチング本を出版していただきありがとうございました。