nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books

『片付けたくなる部屋づくり2 暮らしを愛する整理収納コンサルタントの衣・食・住 65の習慣』を読んで

 先日、紹介した整理収納コンサルタントの本多さおりさんの本の続編です。

 この本は、iPhoneで読むのは辛いので、Macで読ませていただいています。

 先日、紹介した「片付けたくなる部屋づくり」から変わったことというと、それから1年後、どうなったかを、つまり本多さんの近況を教えてくれる本でした。

 整理収納コンサルタントとして、どう変えていったのか?楽しみに読ませてもらいました。

  この本は次の方に読んでほしいと思います。

 ①若い女性

 ②片付けられない男性

 これは、前回と同様ですね。

 

 まず、この本で最初に語られているのは、理想の暮らしをイメージするということ。これによって、理想の暮らしを実現するための(ここが動機付け)習慣を確立することができるようになっていくとのこと。片付け自体を目的にしないでとのこと。

 そして、片付けは未来の自分への投資とのこと。この発想は自分にはなかったので、驚きました。

 片付けの好循環ができた時に、片付ける環境、つまり整理収納は成功しているとのこと。

 その意味では、私の部屋はまだ不完全だなと感じる次第です。

 

 今回は、整理収納、家事、ワードロープ、モノ選び、旅の5つの視点から本多さんの習慣が紹介されています。この中の一部を触れると。

 整理収納の基本原則が4つあり、その中で一番印象に残ったのが、「ラクでなければ続かない」でした。人によっては難しく考える人もいるかもしれませんが、確かにラクでないと続かない。当たり前のことですが、これは強く印象に残りました。

 そして、「片付けたくなる部屋づくり」でも紹介しましたが、整理収納のためには、全部物を出して、整理するそうです。

nishiikatsumi.hatenablog.com

  そのあとで紹介されている項目に感心しながら、読ませていただきました。今回もとにかく、写真が多く掲載されているの非常に楽しい。

 整理収納のテクニックもさることながら、物を家に入れる基準をハイレベルにすることも重要だと語られています。これは、さほど意識したことがなかったので、今後は気をつけます。

  部屋の話は、あまり出てこないのですが、部屋の照明に白熱灯を用いているところが、強く印象に残りました。照明にはかなりこだわっていらっしゃるようですね。

 整理収納の他にも、家事の話や旅の話など、こだわりが楽しく感じられる話が多く掲載されています。

 

 物を家に入れる基準をハイレベルにするというのは、かなり強い印象を私に与えてくれました。自分の好きなものに囲まれる生活とは何なのか?を考える時に、基準の1つとして考えていきます。

  

 著者の本多さおりさん、写真担当の中島千絵美さん、菱谷理恵さん、デザイン担当の後藤美奈子さん、本文担当の石川義明さん、文担当:矢島史さん、MAP担当のワタナベケンイチさん、校正担当の玄冬書林の皆様、編集担当の杉本透子さん、印刷担当の株式会社美松堂の皆様、DTP担当の株式会社オノ・エーワンの皆様、電子書籍制作担当の株式会社三脇美術の皆様、株式会社ワニブックスの皆様、整理収納の素晴らしさを教えてくれる素敵な本を出版していただき、ありがとうございました。