nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books

『ブレイクスルー』を読んで

 ベストセラー作家のジャネット・アットウッドさんが主導して、数々の著名人からの執筆をもとに作成された本です。主に成功者と言われる方々をリストアップしています。

 ただし、日本での活動がない方もいるので、読んでみてわからない方もいるでしょう。そんなときには巻末の紹介を見てみましょう。著者たちがどんな方々なのかわかると思います。

ブレイクスルー!

ブレイクスルー!

 

  この本を読んで欲しい方は、やはり自分が今いる状況に納得できない方ですね。

 こんなものではないと思っている方に読んで欲しいと思います。

 

 この本は12編の短編でまとめられています。個性的なストーリーの数々に驚かされると思います。億万長者になった人たちが、こんなことで苦しんでいるのかなどが明かされていて興味深いのです。

 億万長者となった方々にも、当然試練があったことを、この本は教えてくれます。その試練からのギフトをどう受け取るべきかは、この本でジャネットが書いてくれていますので、読んでみてほしいのです。

 この12編の中で、一番印象に残ったのは、バーバラ・エディさんのエピソードです。

 このエピソードの中で、紹介されるバーバラさんが体験した2回の交通事故。1回目は事故直後、通りがった救急車に救われるという奇跡のような話で始まります。

 そして、2回目の事故で、わずか10センチしか離れていない自動車の座席に座っていた妹さんがなくなり、彼女はまたしても奇跡的に助かります。この強烈な体験から、彼女は、幸せを求めることを先送りしないと決断して、行動するようになったと語ります。

 他にも参考になるエピソードがありましたが、このバーバラ・エディさんのエピソードが一番、強烈な印象があった。

 幸せを先送りしない、自分の心の声を素直に聞くことの重要性に気づかされたのでした。

 

 まだ、読んで理解したとは言えない本です。しばらく、読み返して、身につけていきたいと思います。

 

 著者のジャネット・アットウッドさん、クリス・アットウッドさん、マーシー・シャイモフさん、ジェフ・アフレックさん、エレン・ロギンさん、スージー・ステッドマンさん、ジェーン・カヴァノーさん、シャノン・サウス博士、クリフ・トーマス医学博士、シャン・マクリーンさん、スコット・ワーナー博士、バーバラ・エディさん、翻訳者の鶴田豊和さん、装丁担当の重原隆さん、本文デザイン・図版担当の二神さやかさん、DTP担当の山口良二さん、校正担当の鷗来堂の皆様、翻訳担当の夏井幸子さん、藤島みさ子さん、中村安子さん、瀧下哉代さん、服部千佳子さん、遠藤康子さん、翻訳協力の株式会社トランジットの皆様、印刷・製本担当のシナノ印刷株式会社の皆様、フォレスト出版株式会社の皆様、心の声を知るための本を出版していただき、ありがとうございました。