九大のオーバードクター
九大のオーバードクターの方が自殺されたという記事を読んだ。
博士課程以後のキャリアを構築するのは誰にとっても難しいと聞いていた。
こういうこともあるのかと思って記事を読んだ。
多くの方が、こんな生き方をしなくてもと思ったとはず。
そこで、ふと思い出したことがあった。昔神田昌典という経営コンサルタントの方からポッドキャストで教えてもらったことだ。
それは、自分が幸福だと思っているとどんどんチャンスを見つけられるが、自分は不幸だと思っていても目の前のチャンスに気づけないということ。
自殺された方も、人生が思うように進まなくて、そんな罠に陥っていたのではないかと思う。
その罠に陥った場合、確かにそう簡単に抜け出せない。
それを思うと複雑な気持ちになった。
例えば考古学者のシュリーマンのように大富豪になってから、研究するというキャリアの築き方もあったと思うので。
なんとも言えない複雑な気持ちです。
今は亡くなられた方の冥福を祈りたいと思います。