委任してみること
堀江貴文さんの「多動力」とちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」を再度読み直してみて、ここ最近試してみていることがあります。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
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それは、これらの本で書かれていた、やりたくないことの委任、そして大好きなことをやること。なんでも完璧にこなそうとして自由な時間を失いたくないのです。
そして、今、私が実験しているのは、家事を減らすということ。
①食事は外食あるいはコンビニで購入した惣菜にすること。自分では作らないこと。
②服はスーツで、自宅にいないときはYシャツを着用に統一。着た後でクリーニングに出して、洗濯は下着のみにすること。
これをやることは賛否があると思いますが、実際にはうまくいっています。
ゆとりを持って過ごせるようになってきています。
これに加えて、今後来年にかけて計画しているのが、引越しです。
駅近に引っ越して、通勤時間の短縮と食品の買い物の時間を減らすことを目指しています。それと、もうマンションの管理組合員になりたくないので引っ越します。
管理組合員になると、体育祭の参加を強制されたり、祭りを開催したりする必要がでてくるので、興味がない私にとっては苦痛でした。これらがなくなると本当にうれしい。
マンション管理は借主に任せるのではなく、オーナーが行うべきではないかと思っています。(これも賛否があると思いますが)
情報の断捨離
このブログでも、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片付けの魔法』を紹介したことがあると思います。
ここ半年間で読んだ心屋仁之助さんの本に、人付き合いに、この考え方を適用していると書いてあった。つまり、ときめかない人とは交際しないという考えで人付き合いをするとすごくいいと書いてあった。
この内容を読んだ時、これは人付き合いをだけに適用する話ではないと思った。つまり、あらゆることに適用できる話だと。そこで、今自分が擦り切れそうになっているところに適用してみようと考えた次第。
それで、思いついたのがツィッター、フェイスブックのフォローをときめく人以外全部、外すか通知をオフにするということをやってみた。
で、その効果ですが。
入ってくる情報が減り、全部チェックするのが非常に楽になった。しかも、フォローしていてもみていないゴミ情報がこんなにたくさんあったことにも気がついた。(習慣というものは恐ろしいですね。)
このおかげで、ストレスがぐっと減ったのだった。
このことでこれだけの効果があるのなら、もっと別のことに適用しても素敵なことが起きる予感がする。今度は何に適用しようかな?本かな。服かな。
考える時間
ちきりんさんの『自分の頭で考えよう』を読んで気がついたことがある。
それは、自分自身で考える時間が非常に短いこと。ちきりんさんの本で指摘されていたので、実際にどのくらいの時間、考えているのか?振り返ってみた。なんと1日あたり30分程度しか考えていないことがわかった。
この驚きの結果にびっくりしたのだった。しかも真剣に考えているのは仕事のことではない。ちきりんさんの本でも指摘されているが、仕事は作業が多い。意外に時間を使っているのは、今晩のご飯は何するか?、ビールも一緒に頂くかなどであり、仕事とは関係のないことで考える時間を使うことが多い。
これでは生産性の高い仕事はできないなと実感しました。
他にも、本を読むことは考えているわけではないという、ちきりんさんの主張は新鮮でした。
SpotLight
先日、Macのアプリで、検索ウィンドウを表示して、キーワードを入力してenterキーを押すと、所望のフォルダをFinderで開いてくれるアプリがあればいいなと思った。
自分で作ってみようかなと思って2、3日経過した時に気がついた。
すでに実装されているのではないか?ということに。
で、調べてみれば、MacではSpotLightに実装されていた。
Command + Spaceキーで起動し(起動しない場合はキーボード設定をチェックすること)、検索ウィンドウにキーワードを入れると、たしかに考えていた通りのことができた。
自分で作る必要はなかった。
もっと、ほかに役に立つ機能がすでに実装されているかもしれないと実感した一昨日でした。
『はじめての深層学習プログラミング』を読んで
- 作者: 清水亮
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: Kindle版
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『はじめての深層学習プログラミング』を読んで
先日、AppleのWWDCでcore MLという機械学習のライブラリが紹介された。
この分野は、まったく手を出していなかった。
なので訳が分からず、この本を読んでみることに。
買って正解だった。
著者の清水さんが執筆した当時の最新の情報が掲載されていた。
この本では、実際に機械学習プログラミングをしてみて、どんな結果が得られるのかを紹介してくれています。 単純な加算から始まり、XOR演算では正しい論理値が出せなかった失敗体験を含めて、ソースコード付きで解説してくれています。
実際に読んでみると、仕事をAIに奪われると大騒ぎしていますが、それはもう少し先の話になりそうですね。
AIが登場することで、新しい仕事も出てきそうな感じがありました。
何か自動化とか、そういう派手な話はなかったのですが、内容は非常に参考になりました。
プログラミング教育は必要?
最近、プログラミング教育の本がたくさん出版されていますね。プログラミングを学べば、論理的思考が養われるとか、さも主張する記事も増えてきました。
みなさんは、この主張をどう考えていますか?
そういえば、マイクロソフトのビル・ゲイツさんやグーグルのラリー・ペイジさんも、元々はプログラマーですから、役に立つスキルと考えているかもしれません。
私の考えは、こうです。
確かに役に立つスキルであるのは事実です。
そうでなければプログラマーという職種は存在しないですからね。
ただし、プログラミングは、やりたいことをプログラミング言語に書き落とすのが、おもな仕事です。
じつは、私も以前誤解していたのですが、最初はプログラミング言語の知識があれば、プログラミングは余裕でできると考えていました。
しかし、実際は、そうではなく、言語の理解は基本で、段取りを作り上げていく力の方が重要でした。
その段取りの上げていくのに、最適な教育はじつはプログラミングではありません。
シニアエンジニアに教わったことですが、プログラミングのキーとなる力は、論理的な文章が書けるかどうかでした。つまり国語の勉強です。
なので、確かに論理的思考を鍛える機会にはなると思います。でも、そのためにわざわざパソコンを用意して力を入れてプログラミングする必要はないと思います。
本を読んだり、ブログ投稿をするだけでも思考は鍛えられるというのが私の見解です。
他人の文章の理解や文章を組み立てる際に相当、頭を使うからです。
一冊だけの読書で変わるということはないでしょう。でも、一万冊を超えたらどうでしょう。先に出たビル・ゲイツさんも、相当な読書家ですよね。