nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books

『ザ・ゴール コミック版』を読んで

 もともとは書籍の『ザ・ゴール』をKindle版で購入し、さらに10年以上前には書籍でも購入した経緯があります。

 

ザ・ゴール

ザ・ゴール

 

 ですが、残念ながら、当時の私の実力では読み終えることができなかった本でした。本が悪いわけではないことは、今回コミック版を読み終えてわかりました。

 コミック版は面白かった。実際に、赤字の工場が、こういうコンサルを受けた場合は、おそらく最低でも数百万円単位のお金がかかるような気がします。そんなノウハウを出していいのかと思える本でした。

 もともとは1992年に原著が出版されましたが、日本への翻訳は著者が許さず、バブルが崩壊して2000年に、ようやく翻訳版が出版されたといういわくのある本です。

 

ザ・ゴール コミック版

ザ・ゴール コミック版

 

 『ザ・ゴール』では、主人公は外国人ですが、コミック版では、みごとに日本人の状況に落とし込まれていて、はじめて読む人もわかりやすいのではないかと思いました。

 ストーリーは、主人公で工場長の新城が、本部長から、工場の赤字を3ヶ月以内になくし黒字化しないかぎり、工場を閉鎖する提案をすると宣告されたことから始まります。

 悩む新城が出会ったのか、かつて恩師ジョナでした。ジョナは新城に、以下の3つの指標で工場の状態を見直せと指示します。

 その3つの指標は、『スループット』、『在庫』、『業務費用』でした。

 新城は、部下達ととも、これらの3つの指標を使って、工場の状態を見直し始めます。それにより、新城は、工場の状態がどうなのかを知ります。

 ここから、赤字の工場の黒字化が始まりますが、これ以降は読んでのお楽しみ。

 まだ、完全にジョナ先生の話を理解していませんので、あと数回は読み込んでみたいと思いました。