『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』を読んで 後編
昨日に引き続いての紹介です。
今回は後半部分の紹介です。
後半は、3つの章に分かれて、説明がされていきます。
①勉強ノートに関して
②仕事ノートに関して
③プレゼンノートに関して
①勉強ノートに関して
この本では、勉強する学生さんたちへの注意事項として、黒板に書かれたことを何も考えず写すのは止めなさいと主張します。そこに一手間、考える手間を入れることで、頭をよくしていくことができるそうです。
②仕事ノートに関して
ノートはたくさんの情報を、何も考えずに書き込むのではなく、ここでも一手間かけることの重要性を語っています。それは、整理・整頓を行うこと。では、どうやって特に整理の技術を上げていくのかが説明されていて興味深かったです。
④プレゼンノートに関して
「方眼ノート」を使うことで、プレゼン力をアップさせるために、どうしていいけばいいのかを説明してくれます。プレゼン力がアップすれば、高収入間違いなしとのこと。
その中で、トヨタ等が実践しているなぜ5回の話などが出てきます。
Amazonの批評等では、事例の少なさを語る批評もあったのですが、私は著者が用意している事例程度でいいと思っています。たくさんあっても仕方ないし、複雑なケースを紹介されても理解できないため。
この本を読んで、すぐにロジカル思考ができるのか?と問われれば、昨日書いたように、ある一定量を超えたノートを作らない限り無理というのは納得できます。
また、本書の内容も理解するのはまだ簡単だけど、身に付けるのは大変だというのも実感しました。数ヶ月前に購入したのですが、今回、読み直すまで、「方眼ノート」の3分割の使い方しか、覚えていなくて、ショックでした。
このブログで、また読みなしますと、よく書いていますが、読み込むのが必要な本ですね。この本は。