『新しい「男」のルール』を読んで
潮凪洋介さんの本を紹介するのは、これで3回目ですね。潮凪洋介さんは、エッセイスト、作家、講演家、イベントプロデューサーとして活躍中の方です。
2回目に紹介した、「人生は「書くだけ」で動きだす」も良かったので、他にはどんな本を書かれているのだろうかと思い、手に取ってみました。
この本は、人生を動かしたいと思っている男性の方、特に人生がつまんないと感じている方に読んでほしいと思います。
では、早速、この本の内容に移りましょう。
この本で最初に紹介されている人生への考え方、あるいは行動指針といったほうがいいかもしれませんが、それは、心の叫びを聞いて、その通りに行動していくということです。
そうすることによって、あなたは幸せになることができると、この本は語ります。心の叫びに従えば、「精神的自由」、そして「お金の自由」を手に入れることが可能だと。
これらが直接的に結びつくノウハウは、この本に期待してはダメです。つまり、儲け方を紹介した本ではなく、新しいライフスタイルを提唱した本だからです。
今の人生がつまらないと思っている人に、ドリームを聞いても、明確な答えは出て来ないとこの本は語ります。
では、明確な答えを求めるためには、どうしたらいいのか?それは、仕事以外に興味の持てそうなことをやってみるのが一番だと。
こうすることで、自分の心が何を欲しているのかがわかるそうです。
こういう感じで、自分を変えていくためにオススメしてくれるライフスタイルを55項目、紹介してくれています。
印象に残ったのは、次の項目です。
①「デキる人」「デキない人」の区別は存在しない
②ほんの少し赤字を出してみる
③「やらないことリスト」で創造的無責任になる
④「無帰宅クリエイティブデー」のススメ
⑤理想が脳を動かす
特に印象に残った項目を書いておくと…
①「デキる人」「デキない人」の区別は存在しない
ここでは、仕事のできる人が、仕事が好きだったり、仕事が得意だったりすること、適職に恵まれた人が充実していると語ります。確かにその通りで、うまくいっていない人というのは、訓練が足りないか?適職に恵まれていないだけのように思います。
これは、確かにそうだなと実感していることです。
⑤理想が脳を動かす
1年後に実現したいドリームを頭に問いかけることの重要性を語っています。
これは、本気でやったことがなく、今日からやってみようと思いました。ただ、その前に実現したいドリームとは、私にとって何なのか明らかにする必要があるので、明らかにしていきたいと思います。
脳を機能させれば…とこの本は語ります。
脳を機能させる方法が説明されていますので、それに従ってドリームを実現させたいと思います。
著者の潮凪洋介さん、カバーデザインの河南祐介さん、編集協力担当の森下裕士さん、本文デザインの白石知美さん、フォレスト出版株式会社の皆様、素敵な本を出版していただきありがとうございました。