nishiikatsumi’s diary

Long Live Reading Books

『なぜ、一流になる男は軽自動車を買わないのか』を読んで

 作家の里中李生さんが書いた本です。里中さんの本を買ったのは、この本で2冊目です。この本はなかなか衝撃的なタイトルで、気になったので購入してみました。

 ちなみに私は軽自動車を購入した男です。なぜ、一流が軽自動車を購入しないのか?という点が気になったので、早速読んでみました。

なぜ、一流になる男は軽自動車を買わないのか

なぜ、一流になる男は軽自動車を買わないのか

 

  この本は、次の3名の方に読んでほしいと思います。

  • 人生を諦めている方
  • お金持ちになりたい方
  • 今後、自動車を購入する予定のある方

 「一流の男は軽自動車を購入しない」と言われたら、あなたはどんな気がするでしょうか?怒りますか?それとも凹みますか?その時の感情をよく覚えておきましょう。

 そして、この本を読んでみると色々わかってくることがあると思います。

 この本では、里中さんが、みんな、本当に欲しいものを買っているかい?という質問を発しているように思えます。この本で主に出てくるのは自動車の話で、軽自動車がいかに危険か、高級車がいかに安全かといった話も出てきます。この本で主にページを割かれているのは、そういう話なのですが、本当に里中さんが語りたいのは、違うということに気がつきました。

 それが、前述した「本当に欲しいものを買っているかい?」ということでした。

 軽自動車の話が多いので、一見すると無関係な感じがしていると思います。ですが、重要なのは、自分が考えて本当に必要なものに対してお金を投じているか?ということでした。

 そして、貧乏だから、これしか買えないと諦め、お金持ちを批判するという生き方をやめませんか?というのが本書の本当のテーマです。

 それをやめて、一流になることをチャレンジしていくことが重要だと語ります。

 里中さんの言いたいことは、この本の最後の2ページにまとめられており、それを読んだ時に気分がすっきりしました。また、里中さんの本を買おうと。

 

 しかし、この本で語られている軽自動車のデータに関しては、注意深く考えていく必要があると思います。なぜなら、悪い点のみにフォーカスしているからです。これだけ流行るからには、なぜか理由があるはず。

 また、里中さんが主張するように値段が高いのもわけがあるという話にも納得しています。

 一流の男は、流行に流されないというのは、忘れてはいけない鉄則だと思いました。

 私は、鈍いので、こうした内容の本を理解するために、何度も似た本を購入して勉強していくことになると思います。 

 

 著者の里中李生さん、デザイン担当のmashroom designの皆様、校正担当の東京出版サービスセンターの皆様、DTP担当のオノ・エーワンの皆様、印刷担当の錦明印刷の皆様、製本担当の積信堂の皆様、KKベストセラーズの皆様、一流を目指すのに参考になる本を出版していただきありがとうございました。