『「クリエイティブ」の処方箋』を読んで
丸善日本橋店で、デザインに関する書籍が集められたコーナーがあり、そこで見かけたので手に取った本です。
表紙の色合い、帯がいい感じでした。
「クリエイティブ」の処方箋―行き詰まったときこそ効く発想のアイデア86
- 作者: ロッド・ジャドキンス,Rod Judkins,島内哲朗
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2015/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この本は、次の3名の方に読んでほしいと思います。
- マンネリを打破したい方
- アイデアを出したい方
- 会社勤めが合わないと感じている方
この本は、タイトル通り、行き詰まったときこそ効く発想のアイデア86個が紹介されています。
印象に残った項目を挙げると以下の通りです。
①カップの気持ちになる。
②目標を持たないという目標。
③事故を歓迎する。
④転んでもただでは起きない。
⑤何かを成し遂げるために何もしない。
⑥受け入れられなくていい、拒否されろ。
本の作り方としては、興味深いことに、最初のページから順番に読むことを勧めていません。つまり、1項目読み終えるたびに、他にもこんな項目もあるのだから、これを先に読んでみては、といった感じ誘導しています。
私は、その誘導に乗らなかったので、少し後悔しています。誘導に乗るべきだったかな。
著者が書いている項目を、まとめるというのは無理なので、今回はまとめませんが、視点がカチカチに固まっていると感じている人にとっては、オススメの本です。
読めば、考え方が変わると思います。
著者のロッド・ジャドキンズさん、翻訳者の島内哲朗さん、日本画編集担当の二橋彩乃さん、デザイン・装画担当の三浦佑介さん、DTP担当の鈴木ゆかさん、印刷・製本担当のシナノ印刷株式会社の皆様、株式会社フィルムアート社の皆様、新しい発想を呼び覚ます素敵な本を出版していただき、ありがとうございました。