本質的なものを見失っていないか?
2005年にJR福知山線で事故が起きた。
電車が線路のカーブに合わせて速度を落とすべきなのに
遅れ気味だったので、電車の速度を上げてカーブに突っ込むことで発生したと聞いている。
※事実はもっと複雑かもしれないが、簡単化している。
あとで当時の運転士が遅刻したときに怒られるのを嫌って
速度を上げたのだと聞いたことがある。
それを聞いたときに、自分もそういう気持ちになるなと思ったのだ。
その当時、私も遅刻の常習犯でよく怒られていた。
今になってみれば、わかるのだが、本質的に大切なことが何かを
考えていれば、こんな事故は起こらなかっただろう。
本質的に何が大切か?あの事故は、それを考えることを教えてくれる。
なくなった方のことを思いつつ。