求められる個人のスキルのレベルが上っている
社会派ブロガーのちきりんさんが、こんな記事を投稿している。
社会の移り変わりを書いているのだが、それと同時に起きていることにここでは
着目したい。
それは、個人でできる仕事のスケールが爆発的に増加していること。
ムーアの法則ってご存知だろうか?
ムーアの法則(Moore's law)とは、インテル創業者の一人であるゴードン・ムーアが、1965年に自らの論文上で唱えた「半導体の集積率は18か月で2倍になる」という半導体業界の経験則である。
時間軸は違うかもしれないが、これが個人にも起きていると思っている。
25年前は、企業でワープロを使える人はほとんどいなかった。
だからワープロ専任のアルバイトに依頼して文書を作成していた。
今は、一般社員でも普通にWORD、EXCEL、POWERPOINTを使う時代に。
また、私の専門分野の半導体では、数百万素子の回路を数人で設計する時代になった。
個人に求められるスキルがあきらかにあがっている。
そして、IT機器の向上とリンクして、個人の仕事の処理の能力も上がってきている。
どこまでこの能力が拡大するのかは見えないが、当面は拡大し続けると思う。